筋トレは物理的な負荷を身体に与え、生理的反応を期待するものなので、
「トレーニングしたようにしか反応しない」わけですよ。
トレーニングの原理
1.過負荷の原理2.特異性の原理
3.可逆性の原理
トレーニングの原則
1.全面性の原則2.意識性の原則
3.漸進性の原則
4.個別性の原則
5.反復性の原則
トレーニングしたようにしかならない。
「スピードをコントロールして」と、トレーニングする際に注意があるが、
どのスピードで行うかが問題である。
スピードが求められる状況で速い動きができるようになりたいなら、速く動くトレーニングが必要だ。
瞬間的に大きな力を支えなければならないのであれば、瞬間的に力を発揮できるようにトレーニングしなければならない。
いかなる動きもその力のピークは一点しかない。
パンチやキックをイメージしてもらえば理解しやすいだろうか。
どちらも加速→最大速度→原則→停止
可動域いっぱいに動く事はない
力のピークは一点しかない。
180度開脚ができるからといって、最大速度でボールを蹴るときに最大可動域で開脚してからシュートする事などない。
肩がとても柔らかいからといって、肩を最大可動域で大きくまわしてストレートを投げる訳ではない。
力を出すことと可動域いっぱいに動かす事はイコールではないのです。
ここで工夫が必要
トレーニングの際に「ゆっくりと最大可動域で」操作していると、トレーニングしたようにしかならないので、「ゆっくりと最大可動域で」動かしている時に力を発揮するようになる。
速さが求められているにも関わらず。
スポーツの補強で筋トレをする、させるのであれば
・競技の特性
を念頭においてプログラムする方がいいでしょう。
スピードが求められないスポーツって何かあるかな。
調べてみよう。