2014年7月20日日曜日

トレーニングの原理・原則に合っているかどうか。競技の特性を考えよう。

筋トレは物理的な負荷を身体に与え、生理的反応を期待するものなので、
「トレーニングしたようにしか反応しない」わけですよ。



トレーニングの原理

1.過負荷の原理
2.特異性の原理
3.可逆性の原理


トレーニングの原則

1.全面性の原則
2.意識性の原則
3.漸進性の原則
4.個別性の原則
5.反復性の原則


トレーニングしたようにしかならない。

「スピードをコントロールして」と、トレーニングする際に注意があるが、
どのスピードで行うかが問題である。

スピードが求められる状況で速い動きができるようになりたいなら、速く動くトレーニングが必要だ。
瞬間的に大きな力を支えなければならないのであれば、瞬間的に力を発揮できるようにトレーニングしなければならない。

いかなる動きもその力のピークは一点しかない。
パンチやキックをイメージしてもらえば理解しやすいだろうか。
どちらも加速→最大速度→原則→停止



可動域いっぱいに動く事はない

力のピークは一点しかない。
180度開脚ができるからといって、最大速度でボールを蹴るときに最大可動域で開脚してからシュートする事などない。
肩がとても柔らかいからといって、肩を最大可動域で大きくまわしてストレートを投げる訳ではない。

力を出すことと可動域いっぱいに動かす事はイコールではないのです。



ここで工夫が必要

トレーニングの際に「ゆっくりと最大可動域で」操作していると、トレーニングしたようにしかならないので、「ゆっくりと最大可動域で」動かしている時に力を発揮するようになる。
速さが求められているにも関わらず。
スポーツの補強で筋トレをする、させるのであれば

・競技の特性

を念頭においてプログラムする方がいいでしょう。
スピードが求められないスポーツって何かあるかな。
調べてみよう。

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